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サーコム・ジャパン、スマートスピーカー「TONE」を発表 ~ホームIoTセントラルデバイス~
IoT/M2M関連機器ODM専業メーカーのサーコム・ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 伊藤信久、以下、サーコム・ジャパン)は、2018年4月11日(水)より法人向けODM製品としてスマートスピーカー「TONE」を提供開始します。
新たなユーザー体験を提供するスマートスピーカー
昨年複数の製品がリリースされ、本格的に普及が始まったスマートスピーカーは、スマートフォンやPCによってユーザーが機器をコントロールするというスタイルから、「音声により機器と対話する」という次世代のスタイルへと変化させる大きな転換点となりました。
スマートフォンのアプリケーションに操作を依存していた、これまでの空調や照明など住空間のコントロールを実現する「ホームIoT機器」は、スマートスピーカーとの接続による新たなライフスタイルの訴求と付加価値が創造される未来が期待されています。
ホームIoTセントラルデバイス「TONE」
ホームIoT機器の操作がスマートスピーカーを経由するものへと集約が進むことを想定し、「TONE」はスマートスピーカーとして必須の、音声による双方向の音声コミュニケーションに必要なマイク、スピーカーの性能はもちろん、Zigbee/Z-wave/BLEなどの省電力無線を選択採用することができ、お客様の既存サービスで使用されているホームIoT機器を引き続き有効に活用することが可能です。加えて、異常時のサービス継続性を確保するためのバックアップとして、3G/LTEの移動体通信網への対応やバッテリーによる電源断時への対応もオプションとしてご提供可能です。
スマートスピーカーは音声処理や各種無線通信、画像処理など様々な技術が組み合わさった製品です。サーコム・ジャパンではこれまでIP Phone、IPカメラ、VoIP機器、ブロードバンドルーター、省電力無線ゲートウェイ(IoTゲートウェイ)といった、スマートスピーカーを構成する様々な要素技術を持った製品設計の経験があります。サーコム・ジャパンのこの経験を基に設計された「TONE」は、お客様がお考えの様々なサービスへ使用できるベストなスマートスピーカーです。
仕様 | |
マイク/スピーカー | マイク、スピーカーを併用した双方向音声入出力 ※複数マイクによるマイクロホンアレイ構成 |
カメラ | 視野角:130度 (広角レンズ) 解像度:1080p (最大30fps) ※赤外LED併用による暗視撮影対応 |
センサー | 照度センサー/温度センサー/湿度センサー |
有線ネットワーク インターフェイス |
有線LAN : RJ-45 1ポート(10BASE-T/100BASE-TX) |
無線ネットワーク インターフェイス |
無線LAN : IEEE802.11ac / n / a / g / b (5GHz帯 / 2.4GHz帯) 移動体通信網: 3G/LTE(オプション) |
省電力無線:Z-wave/ Zigbee/ BLE | |
バッテリー | オプション |